本家"CropWorks"の近況用blog
本家:http://cropworks.orz.hm/index.htm
農工大Bn科の過去問集積&管理業務。
同人サークル「農工植研」の活動。
管理人Sr38のPC関連覚書。
あと絵とか写真とか。
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ハルジオンの文章作成。
ちょっと内容が難しくなってしまっているかも。
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ハルジオン
Erigeron philadelphicus
キク科ムカシヨモギ属
北アメリカ原産の帰化植物で、園芸用として1920年ごろ渡来してきました。繁殖力が旺盛で、都市部の道端から河川敷、畑など、いたるところに見られる強害雑草です。草丈は30~80cmとなり、茎は髄がなく中空で、葉は長楕円形からへら形で茎を抱くように付きます。花期は4~6月頃。ぼんぼんのような丸い蕾が下を向いて垂れるように付き、その後キク科に典型的な集合花が咲きます。一個の花に見えるものは頭状花序と呼ばれる小さな花の集まったもので、中央の黄色い部分は管状花、周辺の白~ピンク色の花びら様のものは舌状花といいます。根茎と種子によって繁殖します。冬から春初頭にかけては根生葉のロゼットの状態で過ごします。(葉は茎から出るものですが、例えばタンポポのように茎が非常に短いため葉が根から出ているかのように思わせるものを根生葉といい、ロゼットとは葉が地面に広がり立ち上がらない様子を指します。)
名前、形態、性質のよく似た同属の植物に「ヒメジョオン(姫女苑)Erigeron annuus」があります。このため、ハルジオン(春紫苑)を間違えて「ハルジョオン」と呼んでしまうことがあるようです。実際に区別するときは茎を折り切ってみるのが簡単で、ハルジオンなら中空ですが、ヒメジョオンでは髄が詰まっています。他、ヒメジョオンの葉は茎を抱かない、根生葉が花期には無くなる、一般的にハルジオンよりも背が高く、花が小さく数が多い、といった差があり、花期も初夏から秋口とずれています。
ハルジオン、ヒメジョオンのどちらも強健で、除草剤のパラコートに耐性を持つものも生じて爆発的に増えました。また、根から他の植物の発芽を抑制する物質を放出して自集団の繁殖を有利にするアレロパシー作用(他感作用)を示します。具体的にはポリアセチレン系の化合物でマトリカリアエステル(matricaria ester)が同定されていて、これは同様にアレロパシー作用を示すことで悪名高いセイタカアワダチソウが放出するものと同じです。
ハルジオンは筆者の実家周辺を含む「一部地域(wikipedia言)」で「貧乏草」と呼ばれ、折ったり摘んだりすると貧乏になってしまうと言われます。筆者が子供の頃は花の部分を親指と人差し指でちぎり飛ばして他の子にぶつけて遊んだものですが、どうやらこの遊びは全国的に見られるもののようです。
発芽阻害物質を放出したりはしますが地上部は基本的に無害だとされ、むしろ美味しい部類に入ると思います。やわらかい葉や垂れ下がったつぼみを天ぷらやおひたしにします。我が植物研究会では例年新入生歓迎会において食べられています。
花言葉は「追想の愛」
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あれ…もしかしてこれは長い?
ニワゼキショウは物凄く短くなりそうだから足して2で割りたいのでふよ。
ちょっと内容が難しくなってしまっているかも。
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ハルジオン
Erigeron philadelphicus
キク科ムカシヨモギ属
北アメリカ原産の帰化植物で、園芸用として1920年ごろ渡来してきました。繁殖力が旺盛で、都市部の道端から河川敷、畑など、いたるところに見られる強害雑草です。草丈は30~80cmとなり、茎は髄がなく中空で、葉は長楕円形からへら形で茎を抱くように付きます。花期は4~6月頃。ぼんぼんのような丸い蕾が下を向いて垂れるように付き、その後キク科に典型的な集合花が咲きます。一個の花に見えるものは頭状花序と呼ばれる小さな花の集まったもので、中央の黄色い部分は管状花、周辺の白~ピンク色の花びら様のものは舌状花といいます。根茎と種子によって繁殖します。冬から春初頭にかけては根生葉のロゼットの状態で過ごします。(葉は茎から出るものですが、例えばタンポポのように茎が非常に短いため葉が根から出ているかのように思わせるものを根生葉といい、ロゼットとは葉が地面に広がり立ち上がらない様子を指します。)
名前、形態、性質のよく似た同属の植物に「ヒメジョオン(姫女苑)Erigeron annuus」があります。このため、ハルジオン(春紫苑)を間違えて「ハルジョオン」と呼んでしまうことがあるようです。実際に区別するときは茎を折り切ってみるのが簡単で、ハルジオンなら中空ですが、ヒメジョオンでは髄が詰まっています。他、ヒメジョオンの葉は茎を抱かない、根生葉が花期には無くなる、一般的にハルジオンよりも背が高く、花が小さく数が多い、といった差があり、花期も初夏から秋口とずれています。
ハルジオン、ヒメジョオンのどちらも強健で、除草剤のパラコートに耐性を持つものも生じて爆発的に増えました。また、根から他の植物の発芽を抑制する物質を放出して自集団の繁殖を有利にするアレロパシー作用(他感作用)を示します。具体的にはポリアセチレン系の化合物でマトリカリアエステル(matricaria ester)が同定されていて、これは同様にアレロパシー作用を示すことで悪名高いセイタカアワダチソウが放出するものと同じです。
ハルジオンは筆者の実家周辺を含む「一部地域(wikipedia言)」で「貧乏草」と呼ばれ、折ったり摘んだりすると貧乏になってしまうと言われます。筆者が子供の頃は花の部分を親指と人差し指でちぎり飛ばして他の子にぶつけて遊んだものですが、どうやらこの遊びは全国的に見られるもののようです。
発芽阻害物質を放出したりはしますが地上部は基本的に無害だとされ、むしろ美味しい部類に入ると思います。やわらかい葉や垂れ下がったつぼみを天ぷらやおひたしにします。我が植物研究会では例年新入生歓迎会において食べられています。
花言葉は「追想の愛」
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あれ…もしかしてこれは長い?
ニワゼキショウは物凄く短くなりそうだから足して2で割りたいのでふよ。
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