イラスト線画取込みに使えそうなスキャナまとめ 2012/01/03 (Tue)

相方がデジタル環境を導入するというので、スキャナについて
下調べしたまとめなど記してみる。
意外と最新な情報でまとまったものが見つかりにくいので参考になれば。

なおCISとCCDの違いについては
http://trendy.nikkeibp.co.jp/article/qa/20060125/115144/
このあたりを参照するといい。
大雑把かつ一般的には、
CISは原稿が浮いてるとボケやすい、バスパワーで済む、歪みが少ない
CCDは原稿が浮いていても比較的読める、別途給電が必要、端が歪み易い、本体でかい
あたりを押さえておけばいい。

本題に移る。
用途はアナログでペン入れした原稿を取り込むことなので、CISでも可。
ただ相方は割と原稿を汚したり痛めやすいので、紙がヨレて浮いても大丈夫なように
CCD方式を選ぶことにしてみた。
SrがCISのcanolideを使っててバックグラウンドが結構載るからってのもある。
価格はペンタブも買うことを考慮して二万以下。
メーカーはとりあえず大衆向けのCanonとEPSONから選択。

この時点で現行モデルでは二択しかなくなってしまった。
CanonはCanoScan 5600F(\18000)、EPSONはGT-S630(\8000)

・GT-S630
8000円でCCD、必要スペックも満たしていてコスパ最強じゃん。これで決まり！
と思いきや。
原稿のシワやヨレが目立つ、被写界深度が浅く原稿の浮いた部分が青くなる、
などの短所がある。
また、原稿の紙質が出る。色の再現性は（Canonに比べ）良い。

・5600F
あまり作例などが見つからなかったが、悪い話といえば、
ぼやけているような画質になる、ことがあるらしい。
また、CanonのCCDスキャナ全般かもしれないが、比較的薄くスキャンされるらしい。


結論として、とりあえず明らかな欠点のない5600F推しておいたけど、
利用の質がマッチすればGT-S630でも問題なさそうなので金銭的余裕がなければ
こちらでも十分に可だと思われる。